美容師の働きやすさを追求した京都・宇治の求人募集内容

美容師の離職率が高い原因

実際に新卒1～3年目については他業種より高い離職率となっていますが、一方で他業種と異なり、離職して転職する際には同業他社、つまり以前と同じように美容室に就職するというケースが多いようです。
これは、先ほどのとおり学生の頃から夢や希望を持ち、頑張って美容師免許を取得しているところが大きいと思います。

転職でもやはり同じ美容室に就職するのに、なぜ多くの人が早々と離職してしまうのでしょうか。
そこで、主な離職原因を考えてみると、次のような理由が挙げられます。

• 朝から夜まで拘束時間が長い
• 営業終了後のレッスンがつらい
• 土日に休めず友だちや家族と過ごせない
• 休みが少ない
• 給与が低い
• スタッフ同士の人間関係
• 長時間の立ち仕事のため体力が持たない
• 売上のノルマなどがきつい
• 社会保険など他業種にはある保証がない

大手の美容室やチェーン店は新規のお客様を多く集める必要があるので「作業をこなす」ような時間に追われる仕事になりやすいです。

一方、上記の離職理由のうち「スタッフ同士の人間関係」以外は、入社前の募集要項やサロン見学・面接などで確認することができます。
もし、募集要項と実際の勤務条件が違った場合、その美容室は「労働基準法違反」となりますので、それなりの対処が可能です。

そう考えると、募集要項をしっかりと読み、十分な体制を整えている美容室を見学することが大切です。